名前のない家事

2024年04月12日

私は家事が苦手であり 何も出来ていないと悩んでいた。

本当に何も家事が出来ていなかったのか?

 

例えば 献立を考える時 一番に挙げるのは「ご飯を炊く」なのだが 周囲の人からよくツッコミを入れられる。

一般的な人からすればメニューの一つですらないのだろう。

 

でも私にとっては ご飯を炊く(細かく言えば コメを計って コメを研いで 水を調整して スイッチを入れ 炊き上がったらご飯をほぐす それぞれの行為)が 食事作りを完了させる為の 1つの家事なのである。

おかずを準備するのも然り。

品数が増えれば増えるだけ…。

 

 

最近 世の中に「名前のない家事」という言葉が出てきた。

私はこの言葉にすごく救われた。

食事作りという家事の中に 沢山の 名も無き家事が存在する。それはごみ捨てや洗濯etc.の中にも。

「私だって 何かしらの家事を 日々やっている!それらを同時進行しているみんなは  もはや魔法使いだよ」と思う。

 

魔法使いにはなれないけれど「あちこちに散らばった何気ない家事達を 取りこぼしにくくしてくれそう」とか「ここを こう使えば より楽しいかも」と妄想しながらわくわくする。

 

家事の困りごとは 人それぞれだけど 数多の「名も無き家事」を楽しんでほしい。

 

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